気がつけばtaxiDriver

ホントに気がついたらタクシーに乗ってます

お客様は神様です(^△^)

ゴールデンウイークの谷間で暇な一日で
終わっちゃうな~と思っていると
富士見の温泉施設で、お客様がお待ちだとのこと。

ついさっき手前の一般住宅に、お客様をお送りして
反転し街中に戻ろうとしていたため
「めんどくせぇなぁ他の車にいってもらえよ」
等と、ぶつくさ言いながら山に向けて反転

施設に着くと入り口のところで
お客様と会うことが出来て、その第一声が
赤城神社までお願いできますか」
どうやらバスに乗って、温泉までは来れたものの
その先に進む事が出来なくなったらしい。
確かにこの先は季節運行のバスしかないしね

赤城神社ということで、本宮の事かなと
軽く考えて「どうぞお乗りください」とドアを開けます。

ところが返ってきた言葉が
御朱印帳が欲しいので、ココから6000エンぐらい行った所にある赤城神社にいってほしい。」

えッ………6000エン………

ちょっと待て、その金額だと
山の上の赤城神社がそれだよな。
マジか、良いのかいっちゃって?

振り向くと不安そうな顔でコッチを見ているので
覚悟を決めて「じゃあいっちゃいますか!」
と一言添えてドアを閉める。

行ってもらえないのかと思っていたのか
しきりにお礼の言葉が飛んで来る
コッチにしてみれば、お礼の言葉は不要
寧ろコッチがお礼申し上げます。
そういう状態なのにね。

行ける事が解って楽になったのか
色々な質問も飛んで来る
解る範囲で答えながら赤城の大沼まで
楽しく会話をしながら、景色も楽しみながら
走って目的地に到着。

神社で参拝し目的の御朱印帳も買うことが出来て
コチラも胸を撫で下ろす。
6000エンもかけて無かったでは洒落にならないので
ホントに安心した。

そして、帰り道も御乗車していただき
売り上げも